国際物流

グローバルな経済の活動支援を担う国際輸送部門は、海上コンテナ、ISOタンクコンテナを主力とした国際複合一貫輸送を
実施しています。国内・国外の輸送と輸出入業務を一貫して行う国際複合一貫物流体制を
構築し、付加価値の高い物流サービスを提供しています。

  • コンテナ輸送のイメージ画像

    高い競争力を備えたコンテナ輸送

    三菱ケミカル物流では、化学品輸送の実績と経験培った安全で高品質な海上コンテナ・ISOタンクコンテナによる国際輸送事業を展開しています。お客様からいただくオーダーに対しては、輸送手段(コンテナ・船舶等)の確保、製品積込(バンニング)作業の調整や安全確認のための立会い、港までの配送(ドレイジ)手配など様々な段階を経ていきますが、それぞれにきめ細かい対応が求められます。

  • 国際フォワーディング業務を行う社員たちのイメージ画像

    国際フォワーディング業務

    国際輸送業務では、国内での集荷・輸送・保管をはじめ、輸出入通関、海上(航空)輸送など輸出入プロセス全般をカバーする必要があります。そのため、お客様の視点に立って、ニーズを先取りした効率的な輸送の提案は不可欠です。また、輸出入業務において、必要となる書類作成業務など貿易実務に関する煩雑な手続きや作業を一貫してお引き受けすることで、専門性の高い物流サービスの提供に努めています。


業務の流れ※担当者によって異なります。

1 船のスペースの予約 お客様からいただいた「P/O(発注書)」をもとに輸出量を確認し、コンテナ本数を算出。当該船への積載が可能かを確認・予約する。
2 書類作成 お客様に代わり、輸出入の通関手続きに必要な書類「インボイス(請求書)」などを作成。これら書類は英語による記述となる。
3 バンニングプランを立てる コンテナに製品を積む作業「バンニング」のプランを立てる。輸出する製品の数量や、船の出港日の確認など、ミスの許されない作業である。
4 通関・コンテナ輸送 通関手続を済ませたのち、輸出許可になった製品をコンテナに積み込む。その後、封印したコンテナを港まで配送する。
5 船の動静確認 コンテナを載せた船が予定通り出航したかを確認し、逐次運航状況をお客様へ報告する。貿易条件によっては、納入先までのフォローが求められることも。
6 有価証券の送付 船の出航後、船会社より発行される「有価証券(船荷証券)」を入手し、お客様にお届けする。
国際物流部門のイメージ画像

企業をとりまくグローバル競争がより激しさを増す中、国際物流へのニーズはさらに高まっています。三菱ケミカル物流では国内・国外の輸送から輸出入業務までを一貫して行う、国際複合一貫物流体制を構築し、よりクオリティの高い物流サービスを提供しています。「国際物流」部門が主力とするのは、海上コンテナやISOタンクコンテナを使った輸送サービス。輸出入業務における煩雑な手続きや業務も代行することで、お客様のグローバル戦略を強力にバックアップしています。