生産物流

トータルコーディネートによる物流効率化を追求工場で生産された製品を梱包・包装し、倉庫等で一時保管して出荷するまでの
物流業務を生産物流と呼んでいます。生産物流部門では、業務を安全に
効率よく行うために作業全体のコーディネーターとしての役割が求められます。

  • 現場の打合せイメージ画像

    実績把握と作業効率化の検討

    毎月の売上や損益の実績をとりまとめ、予算との比較検証を行います。検証にあたっては、各作業単位や取扱製品単位など、かなり細分化された数値把握を実行することで、より詳細で緻密なデータから収益性や作業効率性、問題点の摘出などを導き出すようにしています。こうしたデータを基にした客観的な分析・解析力とその課題解決力こそが、お客様の求めるより安価で効率のよい物流サービスを提供する礎となっています。

  • 作業現場のイメージ画像

    作業現場の円滑な運営

    各製品毎に包装、荷役、保管など様々な作業が行われている生産物流の現場では、現場の方が安全に効率よく働いていただく環境を整える事は、作業効率を追求することと併せて、あるいはそれ以上に大切なこととなります。特に新たな作業のスタートや、設備の導入時においては、何度も現場に赴いて作業検証を行い、事故やトラブルが発生しない仕組みから作業負荷の少ない環境作りまで、現場の円滑な運営を意識した取り組みが求められます。


業務の流れ※担当者によって異なります。

1 荷主から仕事の依頼 荷主より仕事の依頼を受け、効率化や改善内容等の具体的なご要望を踏まえた検討を開始する。
2 現地、作業内容の確認 最初に現地の作業内容を確認し、検討に必要な現状の作業手順や設備能力等の情報を入手。それをもとにどのような対応策・検討が可能かというプラン概要を立案する。
3 現場担当者や関係各部署と詳細をつめる 立案したプラン概要に基づき、現場を熟知している担当者や関係各部署との打ち合わせを行い、プランの実現に向けた各種調整やアドバイスを受けながら、細部にわたって検討を進める。
4 社内プレゼンテーション 完成したプランについて社内でプレゼンテーション。必要があれば改善・修正を加え、承認を得た上で、荷主へ報告する。
5 荷主へ資料提示 具体的なプランを荷主へ提示。このタイミングで料金面や契約内容などの変更点の調整を実施し、最後の詰めを行う。
6 作業開始 荷主から了承を得たのち、運用に向けて実際に作業を行う現場担当者や協力会社に対して事前説明等を行う。開始後も、実作業にあわせてよりよい方法の検討を行い、改善策を図る。
生産物流部門のイメージ画像

生産現場と一体となった物流業務。それが「生産物流」部門です。タイヤ原料やインク原料、食品原料など、工場で生産されたばかりの製品をその場で梱包・包装し、倉庫等で一時保管、出荷までの工程を担当。よりコストを押さえて効率のよい物流サービスを実現するために、機能的なパッケージや運搬の方法なども提案します。こうして、お客様の生産戦略を支えていきます。