サイアムケミカルロジスティクスはタイに所在する三菱ケミカル物流の現地法人です。3部門で構成されており、倉庫・輸送部門、カーエアコンの物流部門と私が所属しているフォワーディング部門があります。フォワーディング部門では荷主から輸出入の依頼を受け、ドレージやコンテナ船の輸送手配から通関などの貿易実務まで様々な会社・機関と連携して国際輸送を実現しています。また日本への輸出入の際は三菱ケミカル物流と連携を取りながら業務を行っております。私はフォワーディング部門の管理業務を担当しています。その月の売上や収支の管理やなぜそのような数値になったのかを分析し、業務改善に繋げています。また、新しい作業が始まる際の現場での積み込み作業の確認や、システム導入の取り進めなども行っております。
国際物流
Y.R
(海外駐在)
日本で培った能力を海外で発揮
国内外どこでも、最適で高品質な物流サービスを追求する志は同じです
現在の仕事について教えてください。
当社はどんな会社だと思いますか?
社員一人一人を大切にしてくれる会社だと思います。入社後は多くの新入社員が現場に近い部署へ配属となり、1年目から担当荷主のデリバリーを持つなどチャレンジできる環境があります。同時に研修や通信教育などのサポートがあるため、入社前に物流の知識がなくても学ぶことができます。悩んでいることなどがある場合には、先輩社員に相談しやすい環境があり、会社全体で人材育成に力を入れていると感じます。また、当社も働き方が少しずつ多様化してきていると感じます。入社前、物流業界は男性社会ではないかと考えていましたが、今は女性であることに働きづらさは感じておらず、テレワークやフレックスタイムなどの制度により様々な社員が働きやすい会社に変化してきていると思います。一方で、サイアムケミカルロジスティクスでは女性管理職が多く、まだまだ少ない当社が学ぶべき点は多いと感じています。
印象に残る仕事のエピソードを教えてください。
現地スタッフから新しい作業工程について相談を持ち掛けられたときは嬉しかったです。海外での仕事では言語の壁があるため最初は現地スタッフと会話をしようとしても挨拶だけで終わってしまうことがありましたが、昼食の際にタイの文化について質問するなど積極的にコミュケーションを取ることで徐々に心を開いてもらうことができました。また国内の倉庫・輸送部門で業務を行っていた際、同じ向け先への小口配送について、大ロット化かつ輸送形態の海上輸送への変更によるコスト削減を顧客へ提案したところ、喜んでいただけたことが印象深いです。
私たちの仕事はメーカーのようにカタチのあるものを提供できません。だからこそ、顧客そして現場の作業員の立場に立って何が最適な物流サービスなのか考え、それを実現できたときにやりがいがあると思います。今後もコミュニケーションを大切にし、タイ人スタッフと一緒に顧客に喜んでもらう物流サービスを提供していきたいです。
1日のスケジュール
06:30 | 起床 |
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08:00 | 出勤 |
08:30 | 朝ミーティング |
09:00 | メール確認 |
10:00 | 資料作成 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 協力会社と新システムについて打ち合わせ |
16:00 | 資料作成 |
17:30 | 終業 |
18:30 | 現地スタッフと夕食 |
22:00 | 帰宅 |
23:00 | 就寝 |
同僚の声(R・S)
She is quickly learning Forwarding process and understands Forwarding scope of receiving and payment very well. When freight price raises up, she tries to monitor it and report impact to business before instruction. She also has a high ability of communication. Once she has an unclear point, she can discuss with related person well. I expect her management in SCL.
Yさんはフォワーディング部門へとても早く溶け込み、輸出入の作業工程や料金関係についてよく理解を深めています。海上運賃に変動が発生した際は、自ら進んで影響について分析するなど、業務に対してとても積極的に取り組んでいます。また疑問点がある場合は、メンバーに質問するなど自らコミュニケーションを取り良い関係を築けています。今後の彼女の活躍に期待しています。
休日やオフタイムの過ごし方について
休日はタイの観光名所を訪れたり、ゴルフをしたりして楽しんでいます。最近ではカンチャナブリ県に会社の同僚と遊びに行き、エラワン滝でタイの自然に触れてリフレッシュをしたり、泰麺鉄道を見て日本との歴史的背景を学んだりしました。また大学時代の友達とはリモート飲みをして、近況報告をし合っています。