MCLCでは高品質な物流サービスを安定的かつ継続的にお客様にお届けするため、当社が所有する戦略武器の拡充・強化に取り組んでおります。
内航では、社船、支配船、連続トリップ船を合わせて32隻、外航では、10万トンクラスのナフサ船を含む4隻を運行しており、最新鋭の船舶で、安全第一にそして安定的に良質なサービスを提供していくことがMCLCの使命だと考えております。 内航ケミカル船は順次リプレースを実施しており、更新の際には、ロットアップを実現したり、より環境や船員に優しい仕様を取り入れるなど、KAITEKI物流を推進しております。
【第五菱化丸】2012年10月竣工。推進効率の高い二重反転プロペラを使用。
【第二三恭丸】2013年2月竣工。電子制御式エンジンなど最新の省エネ機器を搭載。
【菱顕丸】2013年9月竣工。タンクの材質をアップし、安全性、経済性、居住性などをアップ。
MCLCは、ケミカルタンクを74基有しており、そのうち9基が危険物4類第1石油類から対応可能なSUSタンクとなっております。
海上輸送と陸上輸送の接点となるタンクヤードは、MCLCの3PLの戦略武器となっており、タンクの高付加価値化で更なる差異化を図ってまいります。
川崎油槽所内SUSタンク
MCLCは、海外に複数の倉庫を保有しており、国内外一貫物流の拠点としております。
タイにおいても、1998年より2棟の倉庫で営業してきましたが、タイでの自動車部品向けの旺盛な需要に対応し、2013年3月にⅢ期倉庫6800m2、2013年12月にⅣ期倉庫8160m2を相次いで増設し、保管・配送にとどまらず、加工物流を手掛けるなど、タイにおける基盤を拡充しております。
タイⅣ期倉庫Siam Chemical Logistics社運営
MCLCでは、現場力を支える人材育成教育も大切な戦略武器と考え、積極的に取り組んでおります。
例えば、化学品物流に不可欠な化学物質の取り扱いに関する知識教育を、取扱者だけにとどまらず、全社員に向けて実施。
また、部課長マネジメント変革研修や女性活躍推進活動など自らの業務を可視化・定量化し、より高い物流サービスが提供できる人材・組織作りを目指しております。
化学品物性教育講習風景
女性活躍推進活動発表会風景