物流キーワードWiki

その他

複合一貫輸送

特定の貨物が船舶、鉄道、自動車または航空機など種類の異なる2つ以上の輸送手段により相次いで輸送される場合を、複合輸送あるいは複合運送という。荷送人の戸口で貨物が詰められ、かつ封印された貨物を運送の中継地で一度も開封することなく荷受人の戸口まで単一の運送人の一元的責任において届けることを、複合一貫輸送または協同一貫輸送、結合輸送などという。コンテナ(特に国際大型コンテナ)の普及に伴い、一般化した。

スマートロジスティクス(物流)

顧客の"戦略"を支援するために、最新技術の活用により物流に係る情報伝達の円滑化や迅速化、情報管理・分析の高度化を図る物流のこと。例えば地球環境に優しく、効率的な貨物輸送を実現するための物流マネジメント技術や、荷主企業もしくは物流会社等が1社単独では構築できないSCM全体を包含するような物流マネジメント技術をいう。

バルクカーゴ

包装せずにバラ積みのまま大量に輸送される貨物の総称で、ドライバルクとリキッドバルクとに大別される。輸送には通常、ホッパ車、ダンプ車などの専用車両、あるいはバルク・キャリアと呼ばれる専用船が用いられる。ドライバルクの種類には鉱石石炭、穀物のほかスクラップ、セメント、塩などがあり、リキッドバルクには石油類をはじめ生乳、化学薬品等のあらゆる液体品がある。これらをトラックや鉄道で運ぶのに用いられる特殊コンテナをバルクコンテナといい、ホッパーとタンクの二種がある。また長尺物や超重量品などの規格外でコンテナ化できない貨物とコンテナ化されないで在来輸送される梱包貨物などをブレイクバルクカーゴ(break bulk Cargo)という。

CFS

コンテナ・フレイト・ステーション(CFS)とは、コンテナターミナルにある施設のひとつで、船会社がLCL貨物(小口混載貨物)をコンテナに詰め、或いはコンテナから取り出す作業を行う場所をいう。
すなわち、輸出の場合は輸出者から貨物を引き受け、それぞれの仕向け地別にコンテナ内に収納し、また、輸入の場合には混載貨物をコンテナから取り出し、輸入者に引き渡す作業が行われる。
CFSに搬入される貨物およびCFSで荷渡しされる貨物をCFS貨物と呼ぶ。

トンキロ

輸送t数に輸送距離を掛けた輸送活動量を表示する単位。海運、陸運、鉄道などの輸送機関別の輸送活動を表す際に用いられる。1tの物を1km運ぶことを1トンキロと表す。

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